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「作者不詳」は市内の分館にも無いみたいだから、古本を取り寄せ。
小涼PLさんお勧めの初版は、こっちの新書版の方か。
冬の夜、寝床でぬくぬくと読むにはよさげなかんじ。
いっしょに買った「災園」は三部作の最後だとか。
表紙で何となく決めたけど、「禍家」も「凶宅」も読んでない記憶。
順番に読むべきかー。
もう一冊は小林泰三「天体の回転について」。
KEIさんの描く初音ミクさん的な少女がおへそを出してる表紙。
だけど、中身は緻密なSFとかぐろいSFとか詰まってる……はず。
寒くて静かな冬の夜は、篭ってホラーを読むのが一番ですよ、
と言いつつ、DVDで「ガン×ソード」見てたりするんだけどな!
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あー、それですそれ!
私も持ってますよーー! 新書も文庫も!
ラストは絶対新書が綺麗です!(最後まで読めば分かりますわ、最後まで、です……フフフフフ)
文庫版は加筆っていうか削除修正された部分が多い気がします。
特に5章! 5章無くしては語れませんよっ!!
ひーーーーーーーこわいこわい!!
「禍家」シリーズは順番通りに読まなくて良いと思います。
でも、個人的には文庫なら「禍家」シリーズよりは「死相学探偵」シリーズが好きです。
もし「作者不詳」を気に入って頂けたのなら、「赤眼」も是非読んでみて下さい。すごく良く出来た短編集です。
「え? これで終わり?」な感じはありますが、「スラッシャー 廃園の殺人」も、割と好みです。
三津田さんの推理の場での役にたたなさっぷりをにやにやしつつ読了。
稜子って名前が出てるけど、「ホラー作家の棲む家」と発表と執筆の時系列どうだったかとかなにやらややこしい事に。
作中作、メタにメタを重ねるやり方とオチが不評だったから、もう少し物語的に完結させる方向で改稿したのか。文庫版も読んでみないとわからないけど。
5章の怖さって中身がこぼれちゃうあたり? でもこれミステリとかホラーの怖さじゃなくてスプラッタじゃん! 怖いけど!
佐藤友哉とかでもあったけど、ミステリのつもりで読んでで残虐シーンにぶち当たると、思いのほか後を引くorz
アルジャーノン・ブラックウッド読んでるつもりが、クライヴ・バーガーだったみたいな!
5章の怖さは、えーと、ネタバレになっちゃうのであれなんですけど、『視点』かなあ。ねちょり系ですよね、ねちょり!
ラストの蝶が綺麗で好きです。
奥付のギミックも好きだし、袋とじとか。
邪道で最後から読んじゃうぜーヒヒヒが通用しないところも好みです。
文庫版は分冊だから、「迷宮草紙」を読んじゃったという、メタな雰囲気が出せないのかも。
>視点
確かに謎解き見てから読むと、初見の違和感が気持ち悪さとか怖さに変わるかんじ。殺される側も陰湿だなあと。
ラストとか構成とかどう変わったかは文庫版も読まないとだけど、さすがに同じ本を何冊も買わない! 今は「災園」の子供がどんどん消えるあたりを読んでいるところ。次三津田さんの読むとしたら「赫眼」が気になるところ。表紙の女の子が嫌なかんじで。